外陰ジストロフィー

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外陰ジストロフィーは、外陰部にかゆみを伴う白色の病変の原因疾患として代表的なもので、以前は白斑症や外陰萎縮症とも呼ばれていました。ただし、細胞の異型を伴うものと伴わないものとがあるため、前者を外陰上皮内腫瘍、後者を非腫瘍性上皮性疾患という範疇に入れ、外陰ジストロフィーという用語はあまり使われなくなってきています。外陰がん症例のなかには、細胞異型を伴わな...

小陰唇、陰核(クリトリス)とその包皮、会陰部、肛門周辺に左右対称に平坦な萎縮性の白斑がみられたり(硬化性苔癬)、大陰唇に左右非対称に肥厚性でやや隆起した灰白色の白斑が生じたり(増殖性ジストロフィー)します。これらはかゆみを伴います。

症状や肉眼所見のほか、組織の一部を採取する病理組織学的検査が行われます。異型の有無は、顕微鏡下で診断されます。病変が小さければすべて切除できることもありますが、CO2レーザーを用いて蒸散(照射した部分の細胞が瞬間的に煙を上げて蒸気になる)する治療や、副腎皮質ステロイド軟膏の塗布などが行われます。通常6週間以内で症状は消失し、再発もまれとされています。

外陰部の表層の細胞で角化の異常・ケラチンの増加が起こる、あるいはメラニンの脱出により脱色素が起こる、などの現象が原因になります。

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