外陰がん

16件

外陰とは、性器の外側の部分(恥丘、大陰唇、小陰唇、陰核、外尿道口、腟前庭、会陰など)の総称です。外陰がんは、婦人科が扱う悪性腫瘍のなかで3~4%と少なく、日本での年間発生数は10万人あたり0.5人以下で、比較的まれな病気です。大部分は50歳以降に発生し、とくに60代以降に多いとされています。このがんは、外陰部の表面にできることが多いので、患者さん自身も...

初めのうちは、しつこく続くかゆみと腫瘤が主な症状です。がんが進行してきて潰瘍が形成されると、痛みや排尿時の灼熱感などを感じるようになります。

早期診断に不可欠なのは、注意深い外陰部の視診です。外陰部は乾燥している部分なので、細胞診で診断するために良好な標本を得ることが比較的困難です。確定診断は拡大鏡を用いてよく観察し、疑わしい部位の生検(組織の一部を採取して調べる検査)を行います。外陰がんは、がんの大きさや外陰部周囲の臓器への進展、リンパ節転移の有無などによって4つの進行期に分けられ(表4)...

いまだ不明な点が多いのですが、少なくとも2つの異なる原因が考えられています。ひとつは、ヒトパピローマウイルス(コラム)の感染をきっかけにがんが発生するもので、この場合は比較的若い人に発生するとされています。もうひとつは、硬化性苔癬(外陰部などに硬い丘疹が数多くできる)などの炎症性疾患が元になって、がんが発生すると推測されています。

関連ワード

「外陰がん」に関するQ&A

16件

「外陰がん」に関するQ&Aをもっと見る

「外陰がん しこり」に関するQ&A

11件

「外陰がん しこり」に関するQ&Aをもっと見る