外耳道湿疹

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湿疹とは、湿潤を主徴とする皮膚炎群の総称です。皮膚に外的刺激が加わると、浮腫性の紅斑が出現し、炎症が強くなるにしたがって丘疹→漿液性丘疹→水疱→膿疱へと進み、湿潤とびらんを示してきます。乾燥すると痂皮(かさぶた)化し鱗屑となって治癒に至ります。この病態の変遷を、湿疹三角と呼んでいます。湿疹は体のどの部位にも生じますが、外耳道・耳介は皮膚の直下に軟骨があ...

(1)外傷性ひっかき傷、綿棒(耳かき)による皮膚の剥奪から生じます。(2)細菌性中耳炎などの化膿性病変に続発するもので、耳漏や点耳薬も原因になります。(3)接触性皮膚炎原因物質では衣服、化粧品、装身具に付属する金属、とくにニッケル、クロムやホルマリン、外用薬中に含まれる防腐剤であるパラベン、補聴器で使うイヤーモールドなどのシリコンによる接触アレルギーで...

体部白癬(真菌感染)、丹毒との区別が重要です。体部白癬では、皮疹の鱗屑から苛性カリ標本を用いて真菌要素を顕微鏡検査することで診断が可能です。丹毒は溶血性連鎖球菌による真皮の感染性疾患で、突然の悪寒・発熱や頭痛・口渇を伴って、主に顔面、下腿に熱感・圧痛を伴う広範な浮腫性紅斑を示します。皮膚と皮下の化膿性炎症なので、湿疹との区別は容易です。耳をいじる習慣を...

外耳道の入口部は毛嚢、耳垢腺、皮脂腺が豊富であるため、たえず分泌物や耳垢が付着し、細菌が付着しやすい状態にあります。耳いじりが過ぎると、皮膚の一部がはがれ、皮膚炎になります。外耳道湿疹の原因には、(1)外傷、(2)感染(細菌性・真菌性)、(3)接触性、(4)脂漏性湿疹、(5)アトピー性、(6)原因不明などが考えられます。

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