化膿性関節炎

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関節内に何らかの原因で細菌が入り、関節内が化膿してしまう病気です。この状態が続くと、関節の表面の軟骨が壊され、さらに骨まで破壊されるため、治療が遅れると関節障害が残ります。そのために緊急性を要する病気のひとつといえます。関節の痛み、はれ、熱感、発赤などとともに発熱、悪寒、食欲不振、全身倦怠などの全身症状がみられることもあります。小児の股関節の場合は、...

関節の痛み、はれ、熱感、発赤などとともに発熱、悪寒、食欲不振、全身倦怠などの全身症状がみられることもあります。小児の股関節の場合は、深いところにあり関節状態がわかりにいので、強い痛みのためほとんど関節を動かさない、オムツ交換時にひどく泣く、といった症状が診断の手がかりとなります。関節の炎症が長く続くと、関節を包む膜が伸びきってまれに脱臼を起こすことも...

血液検査では、白血球数の増加、赤血球沈降速度の亢進、C反応性蛋白(CRP)の陽性など、炎症性の変化がみられます。初期段階のX線検査では、関節の隙間が広がっている程度ですが、進行すると次第に骨の変化が出てきます。初期ではエコー(超音波)、MRI、骨シンチグラフィなどによる画像検査が有用です。診断および使用する薬剤(抗生物質)の選択のため、原因となる菌を特...

細菌が関節内に侵入する経路には、以下の3つのパターンがあります。(1)体内の他の部位に感染巣があって(扁桃腺や尿路の感染など)、細菌が血流にのって関節内に達する。(2)関節の近くで起こった骨髄炎から波及する。(3)けがや注射などによって細菌が直接関節内に入る。原因となる菌は、黄色ブドウ球菌が最も多く、連鎖球菌、肺炎球菌、MRSA(メチシリン耐性黄色ブド...

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