前置胎盤

1,785件

胎盤が子宮下部に付着し、その一部が内子宮口に及ぶものをいいます。内子宮口にかかる程度により、全前置胎盤、一部前置胎盤、辺縁前置胎盤の3種類に分類されます(図16)。妊娠後半期の子宮下部の伸展や子宮口の開大に伴い、胎盤の一部が剥離し出血します。妊娠30週前後に無痛性の出血として起こり、自然に消失することが多いようです。これは警告出血と呼ばれます。分娩時に...

妊娠後半期の子宮下部の伸展や子宮口の開大に伴い、胎盤の一部が剥離し出血します。妊娠30週前後に無痛性の出血として起こり、自然に消失することが多いようです。これは警告出血と呼ばれます。分娩時には子宮収縮に伴い胎盤剥離が進行し出血多量になりやすくなります。子宮下部は脱落膜形成(子宮内膜が妊娠の影響を受けて脱落膜へと変化すること)に乏しいため、癒着胎盤となり...

臨床症状が重要で、妊娠後半期に無痛性の性器出血がある場合には本症を疑って診察にあたります。内診で指を子宮口内に挿入すると大出血を起こすことがあります。確定診断には超音波断層法が用いられ、内子宮口をおおう胎盤像が描写されます。内子宮口付近の観察には経腟的超音波検査が極めて有効です。妊娠中期には前置胎盤のように見えていたものが妊娠経過とともに内子宮口から離...

関連ワード

「前置胎盤」に関するQ&A

1,785件

「前置胎盤」に関するQ&Aをもっと見る

「前置胎盤 帝王切開」に関するQ&A

621件

「前置胎盤 帝王切開」に関するQ&Aをもっと見る