再発性多発軟骨炎

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全身の軟骨組織に炎症と破壊が生じる大変まれな病気で、男女差はなく中年に発症することが多いといわれています。好発部位は耳、鼻、関節、気管などの軟骨で、炎症性の破壊によるさまざまな症状が出現します。発症は比較的急で、寛解(症状が落ち着いている状態)と増悪(ますます悪くなる状態)を繰り返します。耳介軟骨に初発することが多く、耳介の疼痛、発赤、変形を来します。...

発症は比較的急で、寛解(症状が落ち着いている状態)と増悪(ますます悪くなる状態)を繰り返します。耳介軟骨に初発することが多く、耳介の疼痛、発赤、変形を来します。また、関節軟骨、鼻の軟骨の障害頻度が高く、関節痛や鼻すじの変形(鞍鼻)をきっかけに診断されることも少なくありません。とくに注意が必要なのは気管軟骨炎で、軟骨破壊の結果、呼気時に気管が狭くなり、喘...

この病気の診断を確定する特有な検査はありません。体の炎症を示す赤沈の亢進、CRPの上昇、軽度の貧血、白血球増多などがみられます。抗タイプIIコラーゲン抗体がみられることがありますが、出現頻度が低く、診断にはあまり役にたちません。この病気の診断は臨床症状と病理検査で行います。すなわち、(1)両耳介の軟骨炎、(2)非びらん性の多発関節炎、(3)鼻軟骨炎、(...

原因は不明ですが、軟骨の成分であるタイプIIコラーゲンや糖蛋白質のプロテオグリカンに対する過剰な免疫作用により、軟骨の炎症、破壊が生じると考えられています。

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