全身性エリテマトーデス

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全身性エリテマトーデス(SLE)は、細胞の核成分に対する抗体を中心とした自己抗体(自分の体の成分と反応する抗体)が作られてしまうために、全身の諸臓器が侵されてしまう病気です。よくなったり悪くなったりを繰り返し、慢性に経過します。1万人に1人くらいが発病し、とくに20~30代の女性に多く、男女比は1対10です。多くの臓器が侵されるため臨床所見も多彩で、関...

全身の症状として、発熱、全身倦怠感、易疲労感、食欲不振、体重減少などがみられます。また、皮膚や関節の症状はこの病気のほとんどの患者さんに現れます。●皮膚・粘膜の症状蝶型紅斑(頬にできる赤い発疹で、蝶が羽を広げた形に似ている)が特徴的です。また、顔面、耳、首のまわりなどにできる円形の紅斑で、中心の色素が抜けてコインのようになるディスコイド疹もみられます。...

一般的な検査としては、血沈(赤血球沈降速度)、尿、末梢血血液検査、胸部X線、心電図などが必要です。免疫血清検査では、免疫グロブリン、補体などの測定に加えて、抗核抗体・抗DNA抗体・抗Sm抗体・抗リン脂質抗体(抗カルジオリピン抗体、ループス抗凝血素、梅毒血清反応生物学的擬陽性)といった自己抗体の検査が重要です。SLEそのものの診断は、1982年のアメリカ...

SLEは、抗体を作るはたらきをしているBリンパ球が異常に活性化し、それに伴い産生された自己抗体によって、特有の臓器病変が生じると考えられています。SLEの原因はまだよくわかっていませんが、動物モデルにみられるように、複数の遺伝的要因が関与することは確実だと思われます。これは、ヒトでも一卵性双生児でのSLE発症の一致率が約70%と高いことからも裏づけられ...

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