先天性風疹症候群

445件

風疹ウイルスに免疫のない妊婦が妊娠初期に風疹にかかることにより胎児が感染し、子どもに多様な奇形を生じる先天異常症です。低出生体重のほか、眼球異常(白内障、緑内障、網膜症、小眼症)、難聴、心奇形(動脈管開存症、心室中隔欠損症、肺動脈狭窄症など)、中枢神経障害(精神発達遅延、脳性麻痺、小頭症など)など永久障害を残すものと、血小板減少性紫斑病、肝脾腫、肝炎、...

低出生体重のほか、眼球異常(白内障、緑内障、網膜症、小眼症)、難聴、心奇形(動脈管開存症、心室中隔欠損症、肺動脈狭窄症など)、中枢神経障害(精神発達遅延、脳性麻痺、小頭症など)など永久障害を残すものと、血小板減少性紫斑病、肝脾腫、肝炎、溶血性貧血、大泉門膨隆、間質性肺炎など生後一過性に認められるものがあります。異常の程度とその頻度は、ウイルス感染と妊娠...

診断は患児の検体(咽頭ぬぐい液など)からのウイルス分離、患児血清でのIgM高値、風疹特異的IgM抗体の確認が大切です。

風疹ウイルスが原因で、1941年オーストラリアの眼科医グレッグが初めて報告しています。先天性風疹症候群の治療は、おのおのの奇形に対して行うことになります。何よりも大切な予防は幼児期に風疹ワクチンの接種を受け、風疹ウイルスに対する免疫をつくっておくことです。

関連ワード

「先天性風疹症候群」に関するQ&A

445件

「先天性風疹症候群」に関するQ&Aをもっと見る

「先天性風疹症候群 風疹」に関するQ&A

322件

「先天性風疹症候群 風疹」に関するQ&Aをもっと見る