僧帽弁逸脱症

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循環器内科医が最もよく出合う異常のひとつです。健常な集団でも、心エコー(超音波)検査を行えば数%の確率で必ず見つかります(不正確な心エコー検査による過剰診断が時として問題になっている)。病気とはいえない単なる心エコー検査上のわずかな異常から、手術が必要になるようなものまで、非常にさまざまな病態が含まれています。女性に多い異常で、男性の約2倍の頻度です。...

症状はさまざまです。すなわち、無症状でとても病気とはいえない状態から、重症僧帽弁閉鎖不全症までが含まれます。一定しない胸痛や不整脈による動悸、めまいや失神が起こることもあります。また、現在は異常が軽度でも将来進行する可能性がありますが、自然経過はまだよくわかっていません。最近の研究では、無症状であっても発見時に中等度以上の僧帽弁閉鎖不全症がある場合、...

僧帽弁逸脱症自体は、心エコー検査で診断します(図10)。より詳しく調べるためには経食道心エコー検査が必要になることもあります。心エコー検査で逸脱の部位、程度、僧帽弁逆流の有無や重症度を判定できます。重症不整脈が疑われる場合には、不整脈に対する詳しい検査が必要になることもあります。ほとんど場合は無症状で、心機能も正常なのでとくに治療を必要としません。以...

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