住血吸虫症

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住血吸虫症の主な病原体は、日本住血吸虫、マンソン住血吸虫、メコン住血吸虫、ビルハルツ住血吸虫で、前三者は肝臓の、後者は膀胱の病気を引き起こします。日本住血吸虫症感染源は、川や田んぼにすむ小さな巻貝のミヤイリガイで、ミヤイリガイから幼虫が水中に泳ぎ出し、ヒトが水と接触すると感染期幼虫(セルカリア)が皮膚から侵入します。日本では、甲府盆地や利根川流域、広...

セルカリアは皮膚から侵入するので、侵入を受けた部分がかゆくなり、赤くはれてきます。感染後1~2カ月たつと、発熱、腹痛、血の混じった便(血便)などの症状が出てきます。これは、住血吸虫の成虫が腸や肝臓血管のなかで産卵を始めるためです。成虫には雌雄の別があり(ほかの吸虫類はすべて雌雄同体)、雄が雌を抱きかかえた状態で産卵します。虫卵は肝臓血管(門脈)や腸...

便のなかから虫卵を検出します。ビルハルツ住血吸虫では、尿から虫卵を検出します。血清検査も有効です。海外の流行地ではこれらの方法に合わせて、肝臓の病変や脾臓のはれを超音波検査によって診断しています。過去に流行地に住んでいた人では、直腸検診で死んだ虫卵が見つかることがありますが、血清検査で陰性であれば治療の必要はありません。抗寄生虫薬のプラジカンテル(ビル...

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