低カリウム血症

616件

体のなかカリウムのほとんど(98%)は細胞なかにあり、残りのわずか(2%)が血液中など細胞の外に存在しています。しかし、血液中カリウム細胞のはたらきを調節するうえでとても重要で、この値が乱れると全身に重大な障害が生じます。通常、血液中カリウム濃度は3.5~5.0mEq/lという狭い範囲内で維持されていますが、3.5mEq/l以下に低下した状態...

カリウムの低下で障害を受けやすいのは、筋肉(骨格筋や心筋)、消化管、腎臓です。実際に現れる症状としては、軽症であれば脱力感や筋力低下など骨格筋症状、悪心、嘔吐、便秘など消化管の症状、そして多尿、多飲など腎臓症状が主体ですが、重症の場合は四肢麻痺、呼吸筋麻痺、不整脈、腸閉塞などに至ります。

カリウム血症を診断するには、血液中カリウム濃度を測定するだけで可能ですが、その原因を明らかにしなければ治療ができません。前述のとおり、低カリウム血症には3つの大きな原因があるので、そのうちのどれにあてはまるのかをまず明らかにします。具体的には、食べ物、薬、点滴などによって体に入るカリウムと、尿中その他に出るカリウムのバランスを調べるわけですが、これ...

カリウム血症が起こる原因は、(1)カリウムの摂取量が少ない、(2)体外に出ていくカリウムの量が多い、(3)血液中から細胞なかカリウムが取り込まれてしまう、の3つがあげられます。(1)の原因としては拒食症、大酒家など長期間にわたって偏った食生活をした場合です。(2)の原因はさまざまですが、下痢や嘔吐などで消化管から消化液とともにカリウムが失われてし...

関連ワード

「低カリウム血症」に関するQ&A

616件

「低カリウム血症」に関するQ&Aをもっと見る

「低カリウム血症 カリウム」に関するQ&A

122件

「低カリウム血症 カリウム」に関するQ&Aをもっと見る