丹毒

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連鎖球菌の感染によって起こる皮膚浅いところ(真皮)の化膿性炎症です。皮膚浅いところに生じた蜂窩織炎ともいえます。高齢者や免疫力の低下した人に多く発症します。突然、高い熱、悪寒、全身の倦怠感を伴って、皮膚に境のはっきりしたあざやかな赤い色のはれが現れ、急速に周囲に広がります(図51)。表面皮膚が張って硬く光沢があり、その部分は熱感があって触れると強...

突然、高い熱、悪寒、全身の倦怠感を伴って、皮膚に境のはっきりしたあざやかな赤い色のはれが現れ、急速に周囲に広がります(図51)。表面皮膚が張って硬く光沢があり、その部分は熱感があって触れると強い痛みがあります。水疱や出血斑を伴うこともあります。顔(とくに頬・耳・眼のまわり)、下肢、上肢、手足に多くみられ、近くのリンパ節がはれて痛みがあるのが普通です。...

血液検査では、白血球が増え、CRP(炎症検査の項目)の上昇、赤沈の亢進がみられます。連鎖球菌に対する抗体(ASO、ASK)が上昇することがあります。蜂窩織炎との区別は必ずしもはっきりしませんが、蜂窩織炎は丹毒より深い部分の皮下脂肪組織での化膿性炎症で、主に黄色ブドウ球菌によって起こります。壊死性筋膜炎では、皮下脂肪組織から下の筋膜が病変の場となり、急速...

化膿連鎖球菌によってよく起こります。菌は皮膚表面から真皮内に入り炎症反応を生じますが、他の部位から血液を介して菌が真皮に達し生じることもあります。手術のあとや局所のはれ(浮腫)なども誘因として重要です。

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