メタノール中毒

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メタノールを、お酒エタノール)と間違えるなどして誤って飲んだり、管理の悪い工場や事故などで高濃度のメタノールの蒸気を吸い込むと、頭痛、めまい、悪心(吐き気)や、視神経の障害による視力低下・失明が起こります。急性中毒の場合、メタノールを飲む、あるいは吸入してから半日~1日程度は、エタノールを飲んだ時と同じような酩酊状態が起こるだけで、ほかにはとくに症状...

急性中毒の場合、メタノールを飲む、あるいは吸入してから半日~1日程度は、エタノールを飲んだ時と同じような酩酊状態が起こるだけで、ほかにはとくに症状は出ません。ただし吸入した場合には眼や鼻の刺激を訴えることがあります。翌日から頭痛、めまい、腹痛、悪心、嘔吐のほか、目がかすんだり、物が二重に見えたりし始めます。また、代謝性アシドーシス(血液が酸性になること...

急性中毒の場合は、飲んだり吸い込んだりしたものがメタノールであることを知ることが大切ですが、それが困難な場合は、尿中にメタノールを検出することが役立ちます。さらに、前記の症状、とくに眼の症状代謝性アシドーシスが診断の手がかりになります。視力障害がみられる時は、視神経の萎縮と視野の狭窄の有無を調べます。慢性中毒の場合は、眼の所見と尿中メタノールの量を調...

メタノールエタノールも、体に入ると“酔い”をもたらします。ただし、エタノールは体内で比較的害の少ないアセトアルデヒドから無害の酢酸に分解されるのに対して、メタノールは有害なホルムアルデヒドから有害な蟻酸に分解されます。この蟻酸がたまることにより、頭痛などさまざまな症状をもたらすとともに、とくに視神経を傷つけて、視力障害さらには失明が起こります。メタノ...

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