ペルテス病

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小児期に、股関節内の大腿骨頭(大腿骨の骨盤側、球形のため骨頭と呼ばれる)部の骨端核(成長軟骨部)が障害される病気です(図61)。股関節痛のため歩行が困難になったり、跛行(歩く様子に異常を認めること。左右の下肢長が異なること、痛み、筋力低下などが原因で起こる)を生じます。骨端症の一種で、同じ部位に発生する成人の大腿骨頭壊死症と異なり、小児の旺盛な修復機転...

股関節痛みや運動の制限、跛行を生じます。ペルテス病は股関節の病気ですが、はじめは膝関節に痛みを訴えることが多いとされています。膝痛に目を奪われ、股関節疾患の診断に長期間かかることがめずらしくなく、小児では膝の痛みを訴えても股関節の診察が必須です。

膝関節に疼痛を訴えても、股関節の動きの制限がないかどうかを正しく診察し、股関節異常の有無をチェックすべきです。疑わしい時は股関節の画像診断に進みます。初期で骨端核の破壊が進んでいない場合は、正常か異常かの判断が困難な場合があります。骨端核の成長は個人差もあるので、左右ともX線写真を撮影して比較することが重要です。また、疑わしい症状が続く場合には、時期を...

大腿骨頭骨端核(成長部)の血流障害と考えられていますが、血流障害が発生する原因は不明です。骨端症のなかでは最も頻度が高く、3~4歳から10代前半までの広い年代に発生します。男子に多くみられます。

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