ニコチン性口内炎

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喫煙により口腔粘膜、とくに口蓋の粘膜が異常に厚く硬くなってしまう病変です。口蓋粘膜は白色に肥厚し、時に表面がシワ状あるいは敷石状になることもあります。また口蓋粘膜に点在する小唾液腺が炎症により赤く腫脹する(はれる)ため、白い口蓋粘膜赤い点が散在しているように見えることが特徴です(図1)。自覚症状はほとんどありませんが、時にしみることもあります。

口蓋粘膜は白色に肥厚し、時に表面がシワ状あるいは敷石状になることもあります。また口蓋粘膜に点在する小唾液腺が炎症により赤く腫脹する(はれる)ため、白い口蓋粘膜赤い点が散在しているように見えることが特徴です(図1)。自覚症状はほとんどありませんが、時にしみることもあります。

臨床症状や喫煙歴などから診断は容易で、通常組織検査は不要です。禁煙により、数週間から数カ月で改善します。ニコチン性口内炎そのものは厳密な意味での前がん病変ではありませんが、喫煙と口腔がんとの因果関係は強く、口腔がん予防の意味からも禁煙の意義は大きいでしょう。

喫煙歴の長いヘビースモーカーにみられるため、たばこが原因であることは間違いありません。しかし、たばこのニコチンのみが直接の原因かどうかは不明で、たばこの煙に含まれるその他の化学物質、あるいはパイプ喫煙時の熱刺激などが複雑に関係していると考えられます。

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