ドライアイ

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涙は、悲しい時や痛い時に出るだけでなく、常に少しずつ分泌され、眼の表面(角膜・結膜の表面)を常に薄い涙の膜でおおって保護し、栄養を与えています。涙の層は、図17に示すように角・結膜側から順に粘液層、水層、油層の3層構造をとっています。この涙が減って、眼の表面が乾いて、いろいろな症状を起こしてくる状態をドライアイといいます。基本的には、乾性角結膜炎や涙液...

眼が乾く、ころつくというような症状が一般的ですが、軽いタイプのドライアイでは充血する、眼が疲れるといった症状の場合もあります。重症の場合は、視力も低下してきて、ころつきをとおり越して眼痛を訴えることもあります。ドライアイは左右差はもちろんありますが、通常は両眼性です。

ドライアイでは、涙の分泌が低下しているかどうかをみる必要があります。いくつかの方法がありますが、シルマー試験という方法が最も一般的です(図18)。これは下の赤目のところに帯状の濾紙をはさみ込んで、これが徐々に濡れてくる状態を測るやり方で、ドライアイではこの濾紙がしばらく待ってもあまり濡れてきません。濡れ幅が5分で5mm以下の場合に、分泌低下と判定されて...

一般的には、涙液の分泌は年齢とともに低下してゆき、とくに女性のほうが乾きやすくなる傾向があります。さらに、あとに述べるような環境要因が加わると容易にドライアイの状態になります。このような軽いドライアイの人が大多数ですが、シェーグレン症候群という非常に重症のドライアイがあります。この場合の原因は自己免疫といって、自分の唾液腺と涙腺を自分の免疫が攻撃し、破...

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