シェーグレン症候群

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シェーグレン症候群(SS)は、歴史的には1930年にスウェーデンの眼科医シェーグレンによる関節リウマチ(RA)を合併した乾燥性角結膜炎の報告が最初です。1933年にドライアイドライマウス関節炎の症状をもつ19例を発表して以来、報告者の名前をとりシェーグレン症候群と名づけられました。慢性唾液腺炎と乾燥性角結膜炎が主な症状ですが、全身の臓器の病変も伴う...

臨床症状は多様ですが、大まかに腺症状と腺外症状とに分けられ、それぞれ表7のようになります。問診の際にチェックすべき項目は以下のとおりです。・食事の時、水を必要とするか?・口腔乾燥感があるか?・舌先に異常な感覚がないか?・味覚の異常があるか?・唾液腺がしばしばはれるか?・眼が疲れやすいか?・眼がゴロゴロするか?・眼の灼熱感や違和感があるか?・日に3回以上...

いくつかの特徴的な症状を示す症候群であるために、診断基準により確定診断が行われます。1999年に改訂された厚生省(当時)の診断基準を表8に示します。検査には、眼科検査、生検病理組織検査、口腔検査、血液検査などがあります。眼科的検査のひとつはシルマー試験です。これは、ろ紙を下まぶたに当てて涙液量を測定する検査です。5分間で5mm以下を陽性所見としています...

原因は自己免疫疾患と考えられています。自己免疫疾患とは何らかの原因で免疫異常が生じ、自分の体にある蛋白質を抗原として認識して自己抗体やリンパ球により自らを攻撃してしまう病態です。自己免疫応答を誘導する先行因子として、細菌やウイルスの感染が関係しているとの報告があります。引き続き起こる炎症は、リンパ球で作られるサイトカイン(IL‐1、TNF‐α、IL‐6...

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