ギランバレー症候群

986件

急速に発症する左右対称性の四肢筋力の低下と腱反射の消失を主徴とする病気です。人口10万人あたり年間1~2人の発症数であり、年齢別にみると若年成人と高齢者に発症ピークがあります。感冒症状や下痢のあと1~3週間して比較的急速に四肢の筋力低下が現れますが、通常は2~4週間目でピークに達し、進行は停止します。進行停止後は徐々に快方に向かい、3~6カ月でほぼ完...

感冒症状や下痢のあと1~3週間して比較的急速に四肢の筋力低下が現れますが、通常は2~4週間目でピークに達し、進行は停止します。進行停止後は徐々に快方に向かい、3~6カ月でほぼ完全に治りますが、10~20%の患者さんでは後遺症を残します。運動障害に比べて、感覚障害は軽いのが特徴です。顔面の筋力低下も約50%の患者さんでみられます。舌や嚥下筋の支配神経に障...

髄液検査を行うと、発症から1週目を過ぎると蛋白量が上昇します。この場合、髄膜炎のように髄液の細胞数が同時に増えることはなく、この蛋白と細胞の所見が解離することがこの病気の特徴です。また筋電図検査や末梢神経伝導検査を行うと、神経伝導速度の遅延などの異常がみられます。免疫グロブリンの大量静注療法、または血漿交換療法が有効な治療法です。免疫グロブリン大量静注...

発症の1~3週間前に咳や発熱、咽頭痛、頭痛、下痢などの感冒(感染)症状があることが多いので、各種ウイルスや細菌による感染が引き金となり、自己免疫的機序(仕組み)を介して発症する病気と考えられています。神経細胞には軸索と呼ばれる長い枝の部分がありますが、この病気では主に軸索のまわりを取り囲む髄鞘という部分に障害が出ます。髄鞘の障害には感染の結果できた自己...

関連ワード

「ギランバレー症候群」に関するQ&A

986件

「ギランバレー症候群」に関するQ&Aをもっと見る

「ギランバレー症候群 ギランバレー」に関するQ&A

133件

「ギランバレー症候群 ギランバレー」に関するQ&Aをもっと見る