エボラ出血熱

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1976年6月末、スーダン南部ヌザラの綿工場に勤める倉庫番の男性が出血熱様症状を示し、次いでほかの部署の男性2人も同様の症状で倒れました。これが初めてエボラ出血熱と認識された流行の幕開けでした。この3人の患者を源として家族内、病院内感染を通してエボラ出血熱の流行が拡大し、計284人がエボラ出血熱を発症して151人(53%)が死亡しました。その流行とは別...

潜伏期間は2~21日です。血液を介するエボラウイルスの感染力は強く、針刺し事故ではほぼ100%の確率で感染すると考えられています。症状は、発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛、吐き気・嘔吐、胸痛、腹痛、咽頭痛、下痢、紫斑、吐血、下血、意識障害などです。死亡率は50~90%です。

発症初期の患者さんの血液から容易にウイルスが分離されます。臨床症状だけからウイルス性出血熱を診断することは難しく、ウイルス抗原およびウイルスに対する特異的抗体検出によるウイルス学的検査に基づいて診断を下すのが基本です。エボラ出血熱には特異的な治療法はなく、安静、ショックに対する治療、輸液・循環の管理などの対症療法が基本です。日本では、エボラ出血熱は感染...

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