インフルエンザ

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インフルエンザは、インフルエンザウイルスによって起こるウイルス性呼吸器感染症です。世界中で、全年齢にみられる普遍的で最も頻度の高い重要な病気で、小児と高齢者で重症化しやすいとされています。流行の規模は一定ではありませんが、毎年冬季に流行がみられ、学級閉鎖の原因や、高齢者施設における施設内流行原因にもなります。A・B・C型のインフルエンザウイルスがあり...

いずれの型のインフルエンザも1~3日の潜伏期をへて、悪寒を伴う高熱、全身倦怠感を伴って急激に発症します。鼻汁、咳、咽頭痛などの呼吸器症状や、吐き気、嘔吐、下痢などの消化器症状を伴うことが多く、頭痛、関節痛も現れます。筋炎を起こすと筋肉痛が生じ、下肢の場合は歩行困難になることがあります。症状の程度・持続期間は、流行ウイルスの種類、年齢、過去の罹患状況など...

咽頭ぬぐい液や鼻汁材料を用いた、インフルエンザの抗原検出キットで10~15分の短時間に判定することができ、A・B型の判別も可能です。血清反応による診断では、発症時と2~4週後のペア血清でCF(インフルエンザ共通抗原)、HI(型特異的抗原)抗体価の有意な上昇でわかります。臨床ウイルス学的にはウイルスの分離を行い、流行株の抗原的性状を解析します。対症療法が...

現在、不活化インフルエンザワクチンの皮下接種が、主にリスクの高い人に対して、重い合併症を予防する目的で行われています。65歳以上の高齢者と、60歳以上の心肺疾患をもつ人が対象で、法律による接種が可能になっています。乳幼児に対するワクチンの予防効果や軽症化については、現在研究中です。

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