アナフィラクトイド紫斑

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シェーンライン・ヘノッホ紫斑ともいいます。小児に多い疾患で、感染症が先行して発病し、下肢点状の紫斑が多発します。発熱、腹部症状、関節症状を伴い、紫斑病性腎症を併発することが知られています。主に下肢や臀部に出血斑が現れます。紫斑は点状ですが、しこりを伴う紫斑や一度にたくさん出てくるとくっつき合って大きくなり、赤紫色の出血性紅斑に見えることもあります(図...

主に下肢や臀部に出血斑が現れます。紫斑は点状ですが、しこりを伴う紫斑や一度にたくさん出てくるとくっつき合って大きくなり、赤紫色の出血性紅斑に見えることもあります(図11)。一過性に顔面、陰嚢、足の甲に浮腫(むくみ)がみられることもあります。消化管粘膜に出血して、激しい腹痛を伴ってくるもの(ヘノッホ型)、関節内や関節周囲に出血して膝や足首に関節痛を伴って...

白血球が増えたり炎症反応が陽性になりますが、血小板数、出血凝固系検査は正常です。尿所見の異常に注意します。紫斑部には皮膚の真皮乳頭下層の壊死性血管炎がみられ、IgAの沈着があります。安静を保つことが重要です。軽症なら血管強化薬、止血薬の投与を行います。多くは発症後2~5週間で軽快します。重症例では、副腎皮質ステロイド薬の内服が必要なことが多く、入院治療...

小児では上気道感染に続いて発症することが多く、溶連菌との関連が指摘されています。成人では原因不明の例が少なくありません。免疫学的検査でIgA(免疫グロブリン)が関係する免疫複合体の血管壁への沈着が証明されています。

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