アナフィラキシーショック

52件

リチェットとポーチャーによりアナフィラキシー(anaphylaxis)という概念が提唱されました。「イソギンチャクの触手に含まれる毒素をイヌに注射し、2~3週後に同じ毒素を再び注射すると、動物は嘔吐、出血性下痢などのショック症状を示し、しばしば死亡した」とあります。このような現象は、免疫とは反対の意味をもつ現象であると考えられ、防護状態(-phylax...

アナフィラキシーショックは基本的には、血管が拡張し血漿成分がもれ出ることによります。それに加えて、他のショックと異なり、気道の平滑筋が収縮したり気道のむくみを起こしたり、分泌物が増加することによる閉塞、血管運動性のむくみ、じんま疹などのI型アレルギーの症状が現れます。(1)初期症状あるいは自覚症状前駆症状は、口内異常感、口唇のしびれ、のどが詰まった感じ...

アナフィラキシーショックは発症が非常に急激で、かつ気道の閉塞を伴います。それによる死亡は初期の1~2時間に起こり、多くは喉頭のむくみや不整脈による心停止などが原因です。さらに重篤な酸素欠乏症と血圧低下によっても起こります。したがって、治療の目的は呼吸と循環を緊急に改善することです。まずは気道の確保と酸素吸入が重要で、それから輸液および薬剤を投与するため...

アナフィラキシーは予防が最も大切であり、薬物の投与時には、過去のアレルギー疾患歴や薬物に対する反応性などを十分知っておくことが重要です。アレルギー症状(アナフィラキシー症状)の既往歴があれば、その薬を再使用されないよう自己管理をしっかりすべきです。

関連ワード

「アナフィラキシーショック」に関するQ&A

50件

「アナフィラキシーショック」に関するQ&Aをもっと見る

「アナフィラキシーショック アナフィラキシー」に関するQ&A

3件

「アナフィラキシーショック アナフィラキシー」に関するQ&Aをもっと見る

「アナフィラキシーショック」が多く含まれるカテゴリは?